System Performance
今回も章末の練習問題をみながら、みんなで議論をしていた。 アプリケーションの I/O パフォーマンスを解析するときには、ファイルシステムのパフォーマ ンスの方がディスクパフォーマンスよりも大きな問題になる。ファイルシステムは、アプリ…
しばらく輪読を休んでたけど、再開した。第7章「メモリ」。 章末の練習問題を見ながら、みんなで議論していた。 メモリのページとはなにか OSとCPUがメモリを管理する単位 仮想メモリとは何か 無限のメモリの抽象 メインメモリとスワップ領域を抽象化してい…
詳解システム・パフォーマンス 第2章「メソドロジ」メモ - ゆううきメモ の続き。今回は第3章「オペレーティングシステム」 システムパフォーマンス分析では、オペレーティングシステムとそのカーネルについての理解は必要不可欠だ。システムコー…
書籍「詳解システム・パフォーマンス」 下読み - ゆううきメモ の続き。今回は第2章「メソドロジ」。 パフォーマンスアナリストが複雑なシステムに立ち向かうときに、パフォーマンス問題を起こ している場所を特定し、問題を分析するためにどこから…
詳解システム・パフォーマンス輪読を始めた。初回は、全体把握と第1章。 全体把握というのは、書籍「本を読む本」でいうところの読書の第2段階「点検読書」のうち組織的拾い読みに該当する。さらに同著には、積極的読書のためには質問をすることが重要と書か…
ハードウェア仮想化に対するOS仮想化の利点と欠点 - ゆううきメモ の続き。 Systems Performance 11.2.1 Overheadの内容。 OS仮想化の性能オーバヘッドは、CPU実行とI/Oのオーバヘッド、他のテナント(ゲスト)からの影響にまとめられる。 CPU CPU実行のオーバ…
Systems Performance 5.2.5 Concurrency and Parallelism に各種同期プリミティブについて書かれている。 マルチスレッドプログラミングは、マルチプロセスプログラミングのIPCのような、オーバヘッドのあるインタフェースなしで、スレッドが同じメモリに読…
Systems Performance 11.2 OS Vertualization の内容。 基本的には、ハードウェア仮想化はリソースを二重に持っている分、オーバヘッドがあるけれども、その分独立性が高い、ということ。 Advantages ホストカーネルに対して、ゲストアプリケーションのI/Oオ…
レイテンシの単位は時間であるため、他の時間を単位とするメトリックと数値的に比較できる。 したがって、比較するための基準として、代表的なレイテンシのスケール感を覚えておくと役に立つ。 CPU cycle は 3.3 GHz プロセッサがベース Latency は実際の値…
書籍 Systems PerformanceのChapter 1の1.9節 Case Studiesの話。 データベースチームから、データベースサーバのディスクが遅いと言われる。 ディスクが遅いということが、データベースの問題を引き起こす直接の原因かどうかはわからない。 データベースチ…
ボトルネック、もしくはレイテンシが支配的な処理以外を高速化しても意味がない。 高速化する価値のあるポイントを見極めるには、システムのパフォーマンス状況を把握する必要がある。 書籍 Systems Performance にはシステムパフォーマンスの解析の方向性と…